【ほぼ完璧】一人暮らしに映画館を。最強4Kプロジェクター「N1 Ultra」について語る。【購入後1年】

こんにちは、M氏と申します。

この時期、夢の一人暮らしを始める方が後をたたない季節かと思います。

初めて親元を離れる方にとっては、なんでもしたい放題の環境に身を置くわけです。実家ではやれないようなこと、やりたい放題ですよね。いや、やましいことではないですよ?

そこで、誰もが企むこと、それは……もうあれに決まってますよね。

そう、自宅をホームシアター化するというロマンたっぷりの一人暮らし生活です!!(え?)

というわけで、今回は私が初めて購入したプロジェクター「N1 Ultra」を紹介します。

YouTubeでも近日中に動画をアップするので、そちらも合わせてご覧ください。(アップ次第ここに動画貼っておきます)

どんなプロジェクター?

今では後継機も発売されている「N1 ultra」ですが、私が買った時はなんと約30万円もしました。

……は???

みなさまの反応は予想通りです。購入時に友人全員がこの反応をしていたので。

過去のM氏
過去のM氏

一人暮らし始めたてとか、金なくて買えねぇよ!

と言いたい気持ちはわかります。わかるんですが、私はこのプロジェクターが持つ可能性と途方もないロマンに負け、新宿のビックカメラで分割購入(※利子0%)しました。

おかげで今でも支払いに苦しんでいます(おい)

なので、もちろん皆様が購入する際は慎重に検討してほしいわけですが、でもやっぱりロマンがあるんですよね。

帰ったら100インチのスクリーンが待っているんですよ? 映画、アニメ、マリカー好きにはたまらない環境になると思います。

買ってすぐ、とりあえず設置した時の写真です。部屋ぐちゃぐちゃですみません。

やばくないですか?(語彙)

とりあえず、なぜ買ったかだけでも語らせてください!

「N1 Ultra」たぶんスペック的には安い

ぶっちゃけ、プロジェクターってスペックを追い求めたら1000万円を余裕で超えるものがゴロゴロ転がっています。でも、そんなものは流石に手が出ないですよね。

私が「N1 Ultra」を買う決め手になったのは、

  • 4K
  • スクリーンサイズ
  • 明るさ

です。ひとつずつ見ていきましょう。

・解像度

まず解像度ですが、プロジェクターの解像度って色々と複雑です。ネイティブ4Kやら疑似4Kやら……

項目ネイティブ4K疑似4K
解像度ガチの4KフルHDなどをアップスケールして4Kっぽくしている
フルHDとの見た感じの画質比較遥かに違うネイティブほどではない
が、明らかにフルHDよりは綺麗
値段クッソ高いそれなり(物による)

自分もよくわかっていなかったので少し調べたんですが、ネイティブ4Kのプロジェクターはほんとに値段が……値段がやべえ……80万くらいなら余裕で溶けます。

ただ、ぶっちゃけ家で使う分にはそこまでこだわらなくて良いのではと思います。そこまでしてたらお金がいくらあっても足りないですからね。

そもそも、疑似4KでもフルHDの機種と比べると、ぱっと見の段階でかなり違うんですよね。これだけは断言できます。隣に並べて見ると一目瞭然です。わざわざアキバに行って、ヨドバシの店頭で大量に見てきたので間違いありません。疑似って言葉がなんか感じ悪いですよね(適当)

せっかくクソでかいスクリーンを置くなら画質が良い方がいい!

ということで、私は4Kを選ぶことにしました。

・スクリーンサイズ

機種によって、スクリーンに投影できるサイズというのは違います、持ち運べる小型プロジェクターや、ガチで設置って感じのプロジェクターは、そこらへんが大きな違いかなと思うのですが、

そもそも!

住んでる部屋やレイアウトによって投影可能なスクリーンサイズは限られてきます。

無駄に「300インチも投影できる!」みたいなものを狙う必要はないかなと思います。M氏の場合は、7畳の部屋の壁をスクリーン化したかったので、100インチ以上の投影ができる機種を選びました。

7畳の部屋に100インチのスクリーンが届いた日の写真です。

最初のスクリーンは大きさ控えめにするかーとか言いながら買ったのですが、思ったよりデカすぎてぶっちゃけ絶望してました()

・明るさ

正直、プロジェクターのユーザー体験はこの要素が最も大きなキーポイントとなってきます。

いくら大画面でも、いくら画質が良くても、暗い画面しか映せなければテンションは上がりません。

プロジェクターは圧倒的な映像体験を得るために買うものです。(仕事で使うとかなら別ですが)

これを見てください!

わかりづらくてすみません!(謝罪RTA)

ほんとに分かりづらくて申し訳ありませんが、この機種に関してはプロジェクターの光だけで部屋の中を歩き回れるレベルです。部屋が狭いからかな?

ちなみに、「N1 Ultra」の明るさは1900ISOルーメン

この「ISOルーメン」とかいうやつが公式サイトで書かれている明るさの単位なのですが、「ANSIルーメン」とかいうやつもあります。わけがわかりません。

ただ、数値を見ても実際の見た目がわかるわけではないので、可能なら店頭へ実機を見に行きましょう。ぶっちゃけ、言っちゃ悪いですが、

「え、これで製品化したの?」

と思うものもなくはないのです。まぁ私がその製品のターゲットではないだけかなと思いますが……どうなんでしょうか。

おまけ・音質と駆動音、自動画面補正について

正直、明るさと画質によって映像体験が素晴らしいものであることは疑っていませんでした。

買ってから「意外とすげえ!」となったのが

  • 音質
  • 駆動音
  • 自動画面補正

の3つです。

まず音質ですが、これが思ったよりも「かなり」良いんですよね。このプロジェクターは基本的に鑑賞する人間よりも後ろに設置することになる関係で後ろから音が聞こえてくるのですが、謎に音がいいので特に違和感はありませんでした。もちろん、前から聞こえないことを違和感に感じる知り合いはいたのですが、逆に非日常感があって劇場感が増すと捉えられるのではないでしょうか?(ステマではありません)

続いて駆動音ですが、この機種を買う前に検討していたプロジェクターが、排熱もファンの音もやばかったんですよね……。「これ家に置くの???ガチ??」レベルでした。そのプロジェクターはN1 Ultraと違ってレーザー光源ではなく熱が出やすい白熱球を使用したものだったので仕方なかったのかもしれません。投影する光源の種類によって、こうまで違うのかという体験でした。

最後に自動画面補正についてですが、これは公式HPがめちゃくちゃ推している通り、本当に素晴らしい機能です。プロジェクター初心者(私のことです)や、とりあえず適当に配置して映像を垂れ流したい人にはぶっ刺さりますね。壁に対して斜めに配置しても、天井に向けても勝手に画面を補正して映像をキレイな四角に戻してくれます。また、プロジェクターって投影するスクリーンの距離によって焦点距離を変えないといけないのですが、もちろんこれも自動補正。なんて素晴らしいのでしょうか。(ステマではありません)

ただ、プロジェクターってM氏の場合は一回追いたら基本的に動かさないので、絶対必須! という機能ではないかなと思います。あれば超絶便利ではありますけどね。

プロジェクター購入前の確認事項

正直、プロジェクター選ぶのって本当に難しいんですよね。最近では室内灯と合体したものもあり、自分にどれがあってるのか、スペックの良し悪しはどうやって見極めるのかなど、物差しがいっぱいあり初心者には一筋縄でいきません。スマホ選びですら悩むのに……

とはいえ、プロジェクターを買っても使わなくなるor後悔する人は確実に以下に該当する人かなと思います。

買って後悔する人1・部屋が汚いor物がかなり多い

プロジェクターを設置するには、少なくとも自立型のスクリーンを置くか壁一面を開けておく必要があります。自分の記事で恐縮ですが、下のような壁突っ張り家具的なものを置いていたら壁投影は難しいです。

さらに、プロジェクターは本体からスクリーンまで距離を空けないと十分なサイズで投影できません。これを解決する単焦点プロジェクターというものもあるのですが、いずれにせよスペースは取るものなので、部屋が散らかっていたら設置は難しいかなと思います。

買って後悔する人2・部屋を暗くできない

映画館で本編が始まる前に、くちびるオバケみたいなのが「NO.Talking!」みたいなこと言ってスマホの画面を暗くする注意勧告映像がありますよね。普通に考えれば当たり前のことですが、プロジェクターは暗い部屋で見るものです。もちろんスマホとかパソコン程度なら気にならないですが(自宅なら、ですよ!)、カーテン開けっ放しレベルはスクリーンの明るさがかなり下がります。

基本的にカーテンをあけっぱなしにしている、長時間部屋を暗くしていると落ち着かない(知人にいました)などに該当する人は、プロジェクターを使うこと自体が億劫になる可能性があります。

まぁ、N1 Ultraなら室内灯つけてるくらいなら割と普通に見えちゃうんですけどね!

買って後悔する人3・パソコンの前でご飯食べてる

これM氏のことなんですよね(白目)

基本的に、プロジェクターを買う前は家にいる間ずーっとパソコンの電源を入れっぱなしでパソコン以外は何も見ていませんでした。ご飯もPCデスクで食べていて、Youtubeもアニメもゲームも全部PCでこなしていました。プロジェクターを導入したら大画面でコンテンツを楽しめる! と思っても普段の習慣的にPCの前に戻ってくることもありました。特に仕事帰りで疲れているときなんかはプロジェクターを立ち上げることすら無理な時がありました。

「プロジェクター買ったはいいけど、結局PC、スマホで映像を見てる……」

という人は、ネットでも結構散見されます。特に映画を見る習慣がない人は活用できないかなと思います。まぁプロジェクターを買ったことで映画を見るようになったりすることもあると思うので、結局その人次第ですね。

でも30万円の機材にほこり被せることはできなくないですか……?(←支払いが終わっていない人)

総評:一人暮らし生活をこんなにリッチにしてくれたのはこの子だけ

一人暮らし、大変ですよね。ご飯も洗濯も全部自分でしないといけないし、会社にいかないと家賃が払えません。なにもかも上手くいかず最悪な気分で家に帰ってくることもあると思います。

そんな日、いつもは飲まないドリンクをコンビニで買って、少し家事のことを忘れて、プロジェクターの大画面で雄大な景色や好きなゲームをやってみてください。最悪だった今日という日が、少しマシになるかもしれませんよ。私は大好きなモンスターハンターを大画面でやったら爆速で画面酔いしました(おい)。マリカーなら大丈夫なんですけどね……

というわけで、ひとり暮らし始めてから最も高額だった買い物を記事にさせていただきました。またこ゚縁があれば、箸休めに覗いていってもらえると嬉しいです。

それでは、良い箸休めを。

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